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国立新美術館『ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち展』


7月13日より国立新美術館で開催されている「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」皆さんはご覧になったでしょうか?

中世のヴェネツィア絵画を中心に、約2000点を数える充実したコレクションを有する、アカデミア美術館。日本とイタリアの国交樹立150周年に突入した今年、同館の所蔵品による日本で初めての展覧会です。

テーマはルネサンス期のヴェネツィア絵画……15世紀から17世紀の初めにいたるヴェネツィア・ルネサンスの絵画を展開を一望することができます✨

ヴェネツィア絵画の歴史のなかでも、ルネサンス期に焦点を合わせた展覧会は国内ではほとんど例がありません。

いったいどのような展覧会なのか、少しだしご紹介しましょう🌟

展覧会に足を運んだら、ぜひチェックしてもらいたいのが、ヴェネツィア盛期ルネサンス最大の巨匠ティツィアーノが晩年に手掛けたという祭壇画の大作<受胎告知>です。サン・サルヴァドール聖堂からの特別出品となるこの作品は、高さ4メートルを超えていて、その大きさに圧巻。

筆と油絵の具を自在に操って、色彩の表現力を最大限に引き出してゆくティツィアーノの姿は当時の評論家から「色彩の錬金術」と評されていたのだとか。

光と影、色彩、全てが調和し、金褐色を基調とする眩惑的な色彩によって、受胎告知の瞬間がとってもドラマティックに描かれています🌼

まるで、その瞬間に居合わせたかのような幻想的な絵画を間近で見ることのできる貴重な機会♪

ぜひ、足を運んで見てくださいね。

本展は7月13日-10月10日まで開催中です。

7月20日発行号の「FLYING POSTMAN PRESS」でも本展の魅力を掲載しているので、見かけた際は読んでみてくださいね。

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