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★report★Bunkamura ザ・ミュージアム『ベルギー奇想の系譜展』

15、6世紀を代表するボスやブリューゲルの流れをくむ作品から、現代作家にいたるまで、500年にわたる「奇想」の系譜を探るという、とっても興味深い展覧会が渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中です。

「ベルギー奇想の系譜展」のはじまりは、中世の不思議な絵本の中に入りこんだように、ボスやブリューゲルの作品が並びます。

ブリューゲル作品で描かれるどのキャラクターも気になってしかたなく、なかなか次の作品へ進むことができませんでした!

ブリューゲルの奇妙なキャラクターたち、アンソールの仮面や髑髏、マグリットの不思議な風景など、そこにはどこか共通する奇想・幻想の世界を感じます。そうした作品が一堂に会した場を目の前にすると、こんなに“奇想の作家”を500年にわたり輩出しつづけているベルギーには何があるの???とさらに好奇心を掻き立てられ、ミステリーが深まります!

ちなみにブロンズでできた頭が大きくなってしまった人の像はかなり大きくて驚きました!小学生くらいの大きさがあるのです。

個人的には、会場最後にある映像作品がお気に入りです。

内容はネタバレになるので言えませんが、とってもシュールで好きです。

アート好きな女性はもちろん、それほど好きじゃないという方も、男性も楽しめる展覧会、作品を前に「これ、何!?」という議論できっと盛り上がると思います◎

展覧会は9/24(日)まで。

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