★report★森アーツセンターギャラリー「特別展 天空ノ鉄道物語」
【追記】
「特別展 天空ノ鉄道物語」は、新型コロナウイルス感染症対策としてのイベント自粛要請を受け、2月末より臨時休館となっておりましたが、会期終了の3月22日(日)を待たずして閉幕することになりました。詳細は「特別展 天空ノ鉄道物語」公式サイトをご確認ください。
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ようこそ、
六本木ヒルズ森タワー52階「天空駅」へ
現在、六本木ヒルズ森タワー52階では、フロア全体を舞台に「特別展 天空ノ鉄道物語」が開催中です! JR7社や東京メトロなど日本各地の鉄道会社が一堂に会す、かつてない大型鉄道展。「食」「旅」「アニメーション」「ゲーム」「テクノロジー」など、全方位から鉄道の魅力と楽しみ方を引き出した本展は、鉄道ファンならずとも誰もが夢中になれるこの冬注目のイベント。
1964年から未来まで続く“鉄道物語”
本展では1964年の東京オリンピック開幕当時から、2020年オリンピックイヤーまでを結ぶ “鉄道物語”が凝縮されています。旧国鉄時代の上野駅改札を通り抜けると、物語のはじまり。会場に並ぶ特急や急行列車の先頭部に取り付けるヘッドマークは、「こんにちは」「さようなら」や、震災時には「がんばろう」「たちあがろう」の言葉が入ったものなども並び、時代ごとの人々の想いが感じられます。懐かしの寝台特急、切符などの展示から、子どもたちに大人気のプラレール、「アンパンマン列車」の虹をイメージしたカラフルな座席の展示まで、あらゆる世代が楽しめる内容になっていますよ!
▲ 圧巻の歴代の時刻表展示コーナーには、展覧会オリジナル時刻表のフォトスポットも。
▲往年の寝台特急「トワイライトエクスプレス」の原寸大レプリカが初公開! 車両を覗き込むと、展望A個室スイートと食堂車の一部が再現されています。夜行列車のロマンを再確認。
▲コレはお宝! 国鉄からJRに分割民営化された日に各社が付けて運行していたという「JR発足」のヘッドマークも集結!
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
史上初! 海抜250mの“天空駅“が出現!
東京の街を見下ろす六本木ヒルズ森タワー52階・スカイギャラリーには、実際にベンチや看板なども設置された“天空駅”のホームが出現! ホームに乗り入れるのは、日本国内で初めて運行した蒸気機関車(SL)「一号機関車」。こちらはなんとダンボールで原寸大に再現されたものだそう。この天空駅では、昼夜を通してビジュアルデザインスタジオ「WOW」の映像演出も楽しむことができるんです。昼は最新のAR技術を通して不思議でPOPな鉄道体験を。おすすめは日没後の演出。高さ11mの展示空間の窓面に星空や夜景の中に明かりの灯った鉄道が走り抜け、その奥に東京の夜景が広がる様は、さながら「銀河鉄道の夜」のよう。幻想的な世界はデートにぴったり。
ハマる人続出!? 体験型コンテンツ
体験型コンテンツも見逃せない本展。「東急テクノシステム」の協力による、東急東横線のシミュレーターでは、体験者が運転手となり、東急東横線を走行できます。リアルな風景と操縦機器によるシミュレーション体験は、鉄道好きな人も、そうでない人もハマってしまうこと必至! 鉄道各社の協力を得た、電車の車両ドアを使ったインスタレーションでは、ドアに触れると開閉して中からさまざまなイメージが飛び出したり、巨大な車両が出現したりと、子どもも大人も思わずテンションが上がってしまう。その他、懐かしい「電車でGO!!」体験筐体なども登場。懐かしさや新しい発見、様々な思いを感じ、時を忘れて楽しみたいですね!
▲ビジュアルデザインスタジオ「WOW」による車両ドアインスタレーション
どうですか? 見るだけでワクワクしてきますよね…!
東京の街を眺めながら、鉄道グルメ&コラボ空間を堪能!
会場では、ガチャガチャマシンを使って、体験者自身で「挽きたて」「淹れたて」のコーヒーが楽しめるデザインオフィスnendoプロデュースの「GACHA GACHA COFFEE」と東京メトロ&東京都交通局がコラボレーションしてますよ! ちょっとした休憩に、貴重な映像・展示とともに美味しいコーヒーで一息つくのが◎。さらに、会場に隣接する「Restaurant THE MOON」では、限定メニュー「観光列車『ろくもん』の豪華コース」が1/27より登場。「Cafe THE SUN」では箱が鉄道になっている天空駅オリジナル駅弁「ドア弁」や、どれもかわいいヘッドマークラテなどオリジナルメニューが並び、そのビジュアルだけでも盛り上がりそう。
▲GACHA GACHA COFFEE
▲ヘッドマークラテ ※
JR北海道商品化許諾済、JR東日本商品化許諾済
JR東海承認済、JR西日本商品化許諾済、JR九州承認済
▲ドア弁 ※
※写真はイメージです。商品は時期により異なります。
さらにチェック!!
芸能界屈指の鉄道ファンである芸人の中川家礼二さんと女優の松井玲奈さんが、本展のアンバサダーに就任! オープニングセレモニーに登壇した2人からのメッセージと、本展イチオシコンテンツをご紹介します。
(展覧会エントランスでも2人のアナウンスを聞くことができますよ!)
松井玲奈さんメッセージ
「“鉄道展”というと鉄道好きじゃなければ楽しめないんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、今回は新幹線が開業してから今までの歴史をいっぺんに見ることができます。鉄道にあまり興味のない方でも、自分たちが普段乗っている鉄道がどういう歴史の中で作られているのか、見て触って楽しむことができる展示もあるので、ぜひ遊びに来ていただけたらうれしいです」
中川家礼二さんメッセージ
「幅広い方々に楽しんでいただける展覧会です。仕事や生活に疲れた人は、ぜひ『天空駅』がありますんで、52階からの景色を眺めて自分を見つめ直す時間を取っていただきたいと思います。鉄道好きじゃない方も楽しめますし、鉄道好きの方はより一層楽しめるイベントです」
▲展覧会冒頭に登場する、1964年に運行を開始した初代の新幹線『0系新幹線』の“鼻”(前頭部)。新幹線が大好きだという松井さんからは「普段ではなかなか見られないものですし、その大きさに皆さん驚かれると思うのでぜひ見ていただきたいです」と熱烈な推しコメントが。
▲JR7 社、新幹線5 社の現行制服が一堂に勢揃い!「個人的にはJR各社の制服の展示がイチオシですね。7社の制服が一度に見られる機会ってなかなかないので」と中川家礼二さん。たしかに、こんなに各社で違うの?と驚いてしまいます! それぞれのかっこよさがあり、“推し制服”を選ぶのも楽しいですよね。
くるり・岸田繁さんによる「そばを食べれば」とのコラボレーションも!
2017年発表の「そばを食べれば」は、JR東日本高崎・長野・新潟支社が開催した「スキです。駅そばキャンペーン2017」のキャンペーンソングとしてくるり・岸田繁さんが書き下ろした楽曲。今回、本展とのコラボレーションが決定し、展示演出の一部として楽曲が流れる他、新たな帯がついた復刻版CD(税込550円)も数量限定で再販売されます! 自らも鉄道ファンだという岸田さんが手がけたノスタルジックな楽曲が、展示内容をより一層味わい深いものにしてくれるはず。
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もう二度と見ることはできないであろう景色が”天空”に広がる本展。
まだご覧になっていない方は、この機会を逃さないで、ぜひチェックしてくださいね。
「特別展 天空ノ鉄道物語」
2020年3月22日(日)まで開催 <会期中無休>
会場: 森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52 階)
開館時間:10:00 – 20:00(火曜日は17:00まで)※入館は閉館の45分前まで
展覧会公式HP: www.tentetsuten.com
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
料金(税込):一般 2,500円 / 高校生・大学生1,500円 / 4歳〜中学生1,000円 ※3歳以下無料
主催:日本テレビ放送網、森アーツセンター、日テレイベンツ
協賛:光村印刷
協力:JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR貨物、東京メトロ、東京都交通局、小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東武鉄道、CS日本、J-WAVE、NACK5、テレビ神奈川、交通新聞社、JTBパブリッシング、ヤマトGL、保安サプライ、タカラトミー、トミーテック、タイトー、東急テクノシステム
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